秋にお参りをおこなうのが一般的とされている七五三、でもなかなか予定が合わないなどの理由で12月以降に七五三をしたいと思っているご家庭もあるのではないでしょうか。 この記事では12月以降に七五三をおこなう場合のメリットや注意点を解説していきます。

七五三の時期

毎年11月15日が七五三の日とされています。 11月15日が七五三の日として定められた由来は諸説ありますが、鬼が出歩かない日、旧暦での満月の日という説や、 江戸時代4代将軍である徳川家光が長男（後の徳川綱吉）の健康を祈った日が関係している、などと言われています。 女の子は7歳・3歳、男の子は5歳・3歳にお祝いをします。現代では数え年でなく満年齢で七五三をおこなうご家庭が多いようです。 しかし11月15日が平日であったり、予定が合わなかったりなどの理由から、11月15日当日に七五三をおこなうご家庭ばかりではないようです。 10月、11月の月に七五三をおこなうご家庭が一般的には多いようですが、 親族との予定が合わない 病気や入院していた 海外に移住していた 秋におこなうのを知らなかった(忘れていた) など様々な理由から12月以降に七五三をおこないたいと思っている方もいらっしゃるかと思います。 12月以降に七五三をおこなっても問題はなく、12月以降におこなうことによってメリットも多数あります。

12月以降に七五三をおこなうメリット

神社が秋ほど混み合っていない

10月、11月の秋にお参りに神社へ行かれる方が多く、特に秋の土日祝日は混み合う神社が多いです。 混雑していると参拝やトイレの待ち時間が長かったり、神社の駐車場が空いていなかったりとスケジュールが円滑に進まない場合があり、主役のお子様がぐずってしまう場合も。 12月以降は秋に比べると空いており、スムーズに行動が出来ます。

写真スタジオ、衣装の予約が取りやすい

七五三には写真スタジオで写真を撮ったり、着付けなどの支度をしたりすることを考えている方も多いかと思います。 写真スタジオでは一般的に4月頃から七五三の前撮りをしており、秋のハイシーズンを終えてからの12月以降の撮影を後撮りと言います。 写真スタジオも比較的12月は秋と比べて予約が取りやすく、希望にあった時間で予約が取れるため、スケジュールも立てやすくなります。 また、七五三では神社での参拝や、写真撮影のために衣装をレンタルするご家庭も多いです。 七五三に向けて早めに衣装の予約をされる方も多いので、人気の衣装は早くから予約が埋まってしまいます。 秋の混み合うシーズンを避ければ、衣装の空きも多く、予約する日がギリギリになっても着たい・着せたい衣装の空きがあることも。 種類が豊富な中からパパママお子様の気に入った衣装を選びたいですね。

写真撮影の費用が抑えられる

多くの写真スタジオでは前撮り・後撮りキャンペーンを行っています。 前撮りが間に合わなかった場合も、秋を避けて後撮りを行うことによって、写真撮影や衣装レンタルの費用を抑えることができることがあります。

日焼けのない肌で撮影ができる

どんどん夏が長くなっている昨今、秋の10月と言ってもまだまだ8、9月に焼けた日焼けの跡が残っていることも。 12月にもなると日焼けも落ち着き、普段の姿で写真を残すことができます。

冬生まれのお子様の年齢に合わせることができる

秋にはまだ3歳・5歳・7歳になられていないお子様も、次の年の秋におこなわなくても、 冬にずらすことで年齢に合わせて七五三をおこなうことができます。

12月以降に七五三をおこなうにあたっての注意点

祈祷ができるか確認する

神社にて、写真を撮ったり参拝をしたりするのがメインの場合はあまり心配はいりませんが、 ご祈祷を希望する場合は、神社によっては秋の七五三のシーズン以外は受付けていない場合もあるため、 事前に神社のホームページを見るか、電話して直接きくなどの確認をしておいた方が良いでしょう。

千歳飴などの七五三の頂き物があるか確認する

七五三は細長い飴、千歳飴のイメージを持たれる方も多いのではないでしょうか。 七五三では千歳飴のほかにお守りやメダルなど神社によっていただける記念品は様々です。 年中ご祈祷をおこなっている神社でも、七五三の記念品がいただける期間が決まっていることが多いので、 神社に行ったのに貰えなかった！とがっかりしないように、記念品がいただけるかの確認もしておきましょう。

年末年始は避ける

秋に比べると混んでいない神社ですが、大晦日、お正月は大変混雑します。 また、年末年始はイベントが多く慌ただしくなるので、七五三は年末年始を避けておこないましょう。

寒さ対策をする

12月にもなると地域によっては着物を着ていても寒いところが多くなってきます。 カイロを貼って行ったり、着物の上からストールやショールを羽織ったり、可能な限り厚着をしたりなどの防寒対策をして神社に行きましょう。

写真スタジオの料金の確認

メリットとして後撮りキャンペーンがある写真スタジオがあることを紹介しましたが、 12月末までだったり1月末までだったり、または後撮りキャンペーンは行っていなかったりとその期間は写真スタジオによって異なります。 12月以降に撮影をお考えの場合はホームページなどで確認してなるべくお得に撮影できるようにしましょう。

年賀状に写真を使いたい場合はどうする？

写真スタジオによって、撮影後にその場、または数日後すぐに写真が出来上がるところがあれば、写真の仕上がりに1ヶ月以上かかるところもあります。 年賀状に七五三の写真を使いたい、年末年始に親戚の集まりでみんなに見せたいなどの理由で写真が早く手元に欲しい方は、 仕上がりの日にちもしっかり確認しておきましょう。

時期外れの七五三もいぬづか写真室で

兵庫県西宮市の老舗フォトスタジオ、いぬづか写真室では年中七五三の撮影をおこなっています。 また、12月以降の後撮りだけでなく、2月～10月までと長い期間前撮りキャンペーンもおこなっているので、 混雑するシーズンを避けてお得に撮影をしていただけます。 いぬづか写真室では、着物のレンタルからヘアセット、着付け、メイクまでトータルでおこなえます。 スタジオ撮影だけでなく、いぬづか写真室から徒歩2分の西宮神社での出張撮影もおすすめです。 西宮市で一番有名ないぬづか写真室。 本格的なプロの技術を、一度体験してみましょう。