かしこまってスタジオで撮る七五三は晴れの日にふさわしく、もちろん素敵です。けれど最近では、自然光の中でのびのびとナチュラルな笑顔を残す屋外撮影が注目を浴びています。
目次
ガーデンスタジオってどんなところ?
天井のない広々空間が特徴の開放的なスタジオです。
太陽の光を浴びながら遊んでいる姿を、自然に撮影するので、人見知りや場所見知りのお子さまにとっても馴染みやすく親しみやすいスタジオと言えます。
知らない内に撮影が終わって、まだまだ遊び足りないお子さまも…
ガーデンスタジオの特徴は?
ナチュラルな自然光の中で撮る自然体の写真ですが、背景や小物は絵になるこだわりのものが多いので、日常ではなかなか撮れないお洒落な仕上がりになります。
こだわり満載で作りこんだスタジオでは、いつもと違う空気感がお子さまのイキイキとした魅力を最大限に引き立ててくれます。
衣装はどんなのが良いの?
ガーデンスタジオなので洋装のイメージが強いかと思いますが、和装でもしっかり似合います。
古典柄よりかは少しモダンでシンプルな柄の方が、緑背景にはしっくりとくるでしょう。あえて大正ロマン風にするなど、遊び心いっぱいに楽しんでください。
洋装は、女の子ならボタニカル系の花かんむりや、ふんわりヘアにお花いっぱいのヘアアレンジはいかがでしょうか。
ドレスはフワフワのお姫様タイプ、シンプルなナチュラルスタイル、どちらでも。
男の子なら古城の王子様テイストやアンティークなスーツも似合いますね。
雰囲気にぴったりの小物を選んで、素敵に演出してください。
いつ撮るのがベスト?
爽やかな気候の季節がベストです。
お天気には左右されますが、風を感じながらの屋外撮影は、屋内スタジオにはない解放感があります。
それぞれの季節に合わせたイメージを作りやすいのもガーデンスタジオの特徴です。
春夏はもとより、真夏も真冬も、季節を感じる小物を使うことでよりイベント性も強まりそうです。
撮影の方法は?
ナチュラルが基本なので、遊んでいる様子を自然に撮影するスタイルになります。
好奇心いっぱいに瞳を輝かせるお子さまの姿を、まるで物語の主人公のようにカメラマンが追っていきます。
ぜひ主人公になりきってくださいね。
ガーデンスタジオの前撮り
撮影には時間がかかることが多いので、お参りとは別の日に前撮り、もしくは後撮りという特別な日を設けましょう。
秋のお参り時期以外ならキャンペーンをしていることもあり、お得な内容になっていることも多いです。
衣装を洋装にされるのであれば、なおさらお参りとは別日での撮影をオススメします。
楽しい時間はあっという間ですが、慣れない場所での体験にお子さまは想像以上にお疲れになります。
余裕をもったスケジュールを立ててください。
ガーデンスタジオの注意点
基本、屋根のないスタジオですので、雨降りなどでは撮影することができません。
雨の多い時期や、直射日光の強い時期など、お子さまの体調も考慮した上で、撮影時期を判断しましょう。
衣装が季節外れになることだってありえます。
また、お天気の関係で延期する場合なども考えて、予備日を設けておくと安心ですね。
ガーデンスタジオと世界の七五三
異国情緒たっぷりのガーデンスタジオですが、海外のお子さまたちにも「七五三」のような文化はあるのでしょうか。
子どもの成長を願う気持ちは世界共通。
日本を飛び越えて、節目の行事について調べてみました。
カトリックの国々
カトリックの国々には七五三に似た儀式があるようです。
5月の日曜日、ファースト・コミュニオンというカトリックのセレモニーがあり、協会ではそれを盛大にお祝いします。
一般的には6~8歳くらいの子どものための儀式です。
女の子はウエディングドレスのような白いドレスに髪飾り、男の子はスーツで参加します。
着飾った家族とともに記念写真を撮ったり、親戚を招待しての食事会など、まさに七五三の西洋版といった感じです。
ガーデンスタジオと世界の子供の日
七五三はやはり日本独特の風習ですが、お子さまの健やかな成長を願う行事は、七五三のほかに「こどもの日」があります。
日本は5月5日ですが、世界ではどうでしょうか。
中国
6月1日の「国際児童節」という日があります。
親が子どもに贈り物をする他に、学校が休みになったり、遊園地などの料金が安くなったりもします。
韓国
5月5日が「こどもの日」と制定されており祝日になっています。
当日は、町や遊園地などで子どもや家族向けのイベントが多数開かれ、とても賑やかなようです。
トルコ
4月23日が「国民主権とこどもの日」です。
この日には大統領や首相などの席に子どもたちを招く習わしがあり、街の通りでは赤い伝統衣装を着た子どもたちが行進する姿を見られます。
インド
11月14日が「こどもの日」です。
子ども好きだったネルー初代首相にちなみ、彼の誕生日がこどもの日と制定されました。
学校や地域では大規模な交流会などが行われます。
メキシコ
4月30日が「こどもの日」です。
学校ではゲームや盛大な特別行事をして祝います。
道ではピエロが出てきてお菓子を配ったり、家庭ではパーティーを開いて遊んだりと、祝祭のような楽しい日になるようです。
ブラジル
10月12日が「こどもの日」です。
聖母マリアを祝う記念日ですが「こどもの日」でもあり、お祝いやイベントが開かれますが、大人も幼子イエス・キリストのようになって聖母に祈りを捧げます。
タイ
1月第2土曜日が「こどもの日」です。各地の公共施設や軍の基地が開放され、航空ショーや救援訓練のパフォーマンスなどがあります。また鉄道の子ども運賃が無料になったり、デパートでは催しが開かれたりするそうです。
ガーデンスタジオと世界の子供の通過儀礼
日本
通過儀礼とは、一生の間に通過する儀礼や儀式のことです。
日本の子どもに関する通過儀礼だけでも、帯祝いに始まり、お七夜、お宮参り、お食い初め、初節句、初誕生、七五三、十三参りなどがあります。
世界の七五三以外の通過儀礼についてもご紹介します。
中国
赤ちゃんをお披露目した際に髪の毛を切り、その髪で筆を作ります。
祖父母への贈り物にすることが伝統で、最高の縁起物と重宝されています。
韓国
百日祝いにお餅やフルーツなどを飾って家族で写真を撮り、食事を楽しむ行事です。
ここで使用したお餅を100人に食べてもらうと、子どもが無病息災で長生きすると言われているそうです。
台湾
食べ物に困らないようにとの願いを込め、生後4か月の赤ちゃんに赤い糸を通したクッキーを食べさせる真似をします。
行事に使う可愛らしいクッキーが数多く店に出回るようです。
ブルガリア
生まれて40日目にヨーグルト入りのパンを作るという行事があります。
教会でのパーティーでそのパンをふるまいます。
イギリス
お食い初めでは、食べ物に困らないようにと銀のスプーンをプレゼントする風習があるようです。
現在でもこの風習はヨーロッパ中に残っており、赤ちゃんにスプーンをプレゼントする人は多いようです。
フィンランド
妊婦全員に、ベビー用品一式が無償で贈られます。
段ボール箱はベビーベッドとして使えるようになっています。
国として赤ちゃんが生まれることを歓迎していることを表しています。
アメリカ
満1歳になった赤ちゃんに、手づかみで色鮮やかな可愛いケーキを食べさせます。
その様子を撮影したり、家族揃って楽しむイベントのようです。
七五三は日本の独特な文化ですが、お子さまたちの成長を願う気持ちは世界共通。
日本のしきたりに縛られることなく、自由な感覚でガーデンスタジオの撮影をお楽しみください。
ガーデンスタジオの魅力
七五三に限らず、イベント性を強く打ち出せるのが、ガーデンスタジオの最大の魅力です。
春のイースター撮影、夏のひまわり撮影、秋のハロウィン撮影、冬のクリスマス撮影など、
植栽で季節感を打ち出したり、小物で演出したり、様々なシチュエーションに対応することが可能です。
また衣装によっても雰囲気ががらりと変わりますので、いろいろと構想を練るのも楽しいかと思います。
同じ世界観の中で毎年撮影をして、お子さまの成長を見守るのも素敵ですね。
無限の可能性を秘めたガーデンスタジオで、とっておきの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
ガーデンスタジオってどこにあるの?
兵庫県西宮市にある老舗フォトスタジオ、いぬづか写真室がおすすめです。
阪神西宮駅から徒歩5分の場所に位置し、ピカピカのカーデンスタジオをご自身の目でぜひお確かめください。
本店スタジオとは違ったテイストのフォトジェニックな七五三体験が可能です。
七五三の記念写真はいぬづか写真室で
いぬづか写真室では、地域に根付くフォトスタジオとして、年間3000組の七五三撮影を行っています。
撮影はもちろん、レンタル着物もトレンドをおさえた最新モデルや人気ブランドをはじめ、様々な色や柄のものがあります。
衣装レンタル、ヘアセット、着付け、メイクまでトータルで行えますのでご安心ください。
ヘアセットや着付けは、ご主役のお顔立ちに合い、なおかつ写真映えするように美しく仕上げ、夏休みで日焼けしてしまった後の撮影でも、無料で肌の色を白く修整することができます。
七五三のお祝いは、人生の中でもビッグイベントのひとつです。
特別な七五三の記念写真を残しましょう。