七五三は、3歳5歳7歳を迎えたお子さまの成長を祝い、これからの健康を願う大切な儀式です。
しかしながら、まだ小さなお子さまを連れての長時間の外出は、大変なことが多そうですね。
初めての七五三は、パパママにとっても不安なことが多いと思いますが、お子さまにとっても不慣れなことだらけです。
また、先輩ママに七五三で失敗したこと、後悔していることを聞いてみると、たくさんのエピソードが出てきます。
「満年齢だとまだ3歳じゃないけど、数え年で3歳だから」、「3歳になる前のあどけない感じが可愛いから」と思い七五三を行ってみたものの、
子どもが思うようにならなかった、という意見から、「当日のスケジュールをもっとしっかり組んでおけば良かった」、
「子どものぐずり対策をしておけば良かった」など、準備不足・計画不足を後悔する声まで、その内容は様々です。
そこで今回は、七五三経験者である先輩ママの失敗談とともに、七五三を成功させるポイントと事前にできる対策を紹介します。
目次
七五三をいつ撮影・おまいりするか~時期、季節の失敗~
数え年ではなく、満年齢ですればよかった
・嫌がって着物を着てくれなかった
・思うようにポーズをとれなかった
・人見知りと場所見知りがひどい時期だった
・おむつ外れが早かったので七五三当日もパンツでいたら、この日に限ってもらした
・きれいにヘアセットしてもらったのに髪飾りが気になり、ぐちゃぐちゃにしてしまった
3歳の七五三は、上記のような理由から「3歳を過ぎてから七五三をすればよかった」という声が多いです。
七五三は、生まれた年を1歳として計算する「数え年」で行うのが昔は正式とされていましたが、
現在では、生まれた翌年を1歳として数える「満年齢」で行うのが一般的になっています。
まだ小さなお子さまにとっての1年は、体格はもちろん、精神面でも成長が大きく違います。
七五三を含む年祝いは、数え年、満年齢、どちらで行ってもいいとされており、特に決まりはありません。
ただし、地域によっては今でも数え年で行うところや、祖父母の世代では考えが違うこともあります。
七五三をいつするか、行う時期は、お子さまの成長に合わせてご家族で話し合って決めましょう。
記念写真の撮影日とおまいりは別の日にすればよかった
・可愛い衣装がたくさんあり、何着も着せて記念写真を残したかったのに、3着目の時点で子どもが疲れてしまい、着物でおまいりに行く頃には、早く着物を脱ぎたいと言い出して、ずっとぐずっていた
・11月に七五三をしたかったので記念写真とおまいりを同日にしたが、混雑で待ち時間があり、子どもが飽きてしまった
これは、七五三で後悔した点として先輩ママから多く挙げられるエピソードです。
一日で七五三の記念撮影とおまいりを済ませようとすると、どうしてもお子さまの負担が大きくなります。
一日にまとめてしまう方がご家族の予定も合いやすく、大人サイドとしては助かりますが、お子さまの体力が持たないことがあり、
結果的に、記念写真の撮影とおまいりを別日に分けた方が、スムーズに一日が終わることが多いです。
前撮りで一度着物を着ることで、おまいり当日のリハーサルにもなります。
お子さまの年齢がある程度 集中力が続くようになるまでは、前撮りを利用しておまいり当日の時間の短縮をしましょう。
おまいりの時期を間違えた
七五三のハイシーズンである11月は、フォトスタジオ、レンタル衣装店、神社など、どこも予約が殺到する忙しい時期です。
そのため、ハイシーズンをはずすと、割引やキャンペーンをしているところが多く、お得に七五三を行うことが出来ます。
フォトスタジオでは、前撮りをするとおまいりの日も衣装をレンタルできるサービスを行っているところが多いですが、
レンタル衣装の価格でおまいりの日程を決めてしまうと、例えば9月なら台風のシーズンで天気が悪い日が続いたり、
やっと晴れの日があっても、まだまだ残暑が厳しく、着物で歩き回れるような温度ではなかったりします。
混雑を避けたい、金額重視でとにかく安く済ませたい、お天気が良い日にしたいなど、優先事項を決めましょう。
七五三を誰と参拝するか~誰と行くかの失敗~
祖父母と相談しておけばよかった
おじちゃんおばあちゃんに声をかけずに七五三をすると、後から「見たかったのに」と言われる可能性があります。
可愛い我が子の晴れ舞台ですので、ぜひおじちゃんおばあちゃんにもお祝いしてもらいたいところですが、
祖父母を招くとなると、スケジュール調整や食事会、服装、お金のことなど不安材料が増えるのも事実です。
おじいちゃんおばあちゃんを招待する・しないは、パパママで決めましょう。
気を遣って疲れたり、義母に決められてしまったりして、パパママの思うように出来ないこともありますので、
ご家庭の関係を考慮し、気まずさが残ったり後悔したりすることがないように決められるといいですね。
おじいちゃんおばあちゃんの参加を希望しない場合は、事前に丁寧に伝えましょう。
七五三を一緒にお祝いする場合は、おまいり、食事会など、どの程度の規模で行うかを話し合いましょう。
また、一番重要なのはドレスコードを合わせることです。
分かっているものと思い込んで何も言わなかったところ、祖父がジーンズで来た!ということもよくあるようです。
また、父方母方のどちらかが着物で、どちらかが普段着だったりすると、ちぐはぐな印象になるだけでなく、みんなが気まずい思いをします。
七五三の祖父母の服装は、正式にはフォーマルかセミフォーマルですが、父親母親と同様の服装であれば問題ありません。
父方と母方で服装に差が出ないように、しっかりと打ち合わせをしましょう。
七五三でフォトスタジオを利用するか~写真についての失敗~
プロに撮ってもらえばよかった
フォトスタジオで記念写真を撮るとなるとお金も余分にかかるし、節約のためにも自分で、という方もいますが、
スマホで十分だと思っていたけど、写真館で撮ってもらえばよかったと後悔する方が多いようです。
スマホのカメラの性能は良くなっているものの、家族ショットを残そうとすると、カメラマンになるのは
おじいちゃんおばあちゃんということが多く、みんながカメラ目線で良い表情でにっこりというのは難しいものです。
お子さまの一生に一度の晴れ姿。
写真館やフォトスタジオに行くことや、カメラマンにロケーション撮影をしてもらう体験自体も思い出です。
七五三は二度と戻らない特別な日ですので、しっかりと記念写真を残しておくに限ります。
七五三を成功させるポイント まとめ
代表的な失敗談を紹介しましたが、他にもまだまだ数えきれないほどの後悔、失敗が存在します。
七五三は小さなお子さまが主役のイベントですので、思う通りにいかないことが普通です。
予想外のことが起きても大丈夫なように、ゆとりをもって予定を立てましょう。
それらを踏まえ、七五三を成功させるにはどうすればいいでしょうか。
事前にしっかりと計画をする
「思い立ったが吉日」とは言うものの、急に思い立って七五三というビッグイベントを乗り切るのは大変そうです。
もしおまいり当日にレンタル着物を選ぶなら、気に入るものがない場合や、着物を選ぶことに時間がかかってしまい、
フォトスタジオで記念写真を撮る頃には、お昼寝の時間を迎えた子どもの機嫌が悪いということもあります。
また、七五三のシーズンの土日祝日は特に、神社、周辺の駐車場、食事処も混雑が予想されます。
あらかじめ神社やフォトスタジオの予約をし、準備万端の状態で、七五三当日を迎えましょう。
「いつ」「誰と」「どこへ行くか」「何を着るか」を決めておく
いつ、どこのフォトスタジオで記念写真を撮り、どこの神社で誰とおまいりをし、食事会をするかどうか、
また全てを一日で済ませるのか、前撮りをしておいて撮影とおまいりで日にちを分けるのかなど、
少なくとも一か月前までには決めて予定を組んでおくと、おまいり当日にあわてずに済むでしょう。
お子さまの要望を聞いておく
子どもは、自分が思っていたことと違うことが起きると、途端に機嫌が悪くなってしまいます。
七五三当日にそうならないように、どんな髪型がいいか、食事は何が食べたいかなど打ち合わせをしておきましょう。
あらかじめ具体的に話をしておくことで、当日ぐずる心配を少しでも減らすことが出来ます。
また、叶えることが難しい要望がお子さまからあった場合、出来ないことは出来ないとはっきり伝えることも大切です。
七五三は楽しいということを話しておく
「七五三は成長をお祝いする行事で、着物を着るとかわいく、かっこよくなれる」、「プリンセスに変身できる」など、
お子さまの気分が盛り上がり、着物やドレスを着たいと思ってくれるように話すことがポイントです。
ご両親や上のお子さまがいらっしゃる場合は、その七五三の写真を見せながら話すとよりイメージがわきやすく、
「七五三は特別なイベントで、楽しいことをする日だ!」と、当日を楽しみにしてくれることでしょう。
お子さまのぐずり対策をしておく
七五三のおまいり当日は、実は、お子さまには大変なことだらけです。
慣れない着物を着て、足が痛くなる足袋と草履を履き、知らない場所へ行って長時間じっとしていなければいけません。
七五三のシーズンにおまいりをする場合は、どこも混雑しているので待ち時間が発生することが多いです。
お子さまの集中力を切らさないようにするためにも、七五三のおまいり当日に持っておくと良いものは以下です。
・一口サイズのお菓子
ラムネやグミなどの手や服が汚れないお菓子を準備しておくことをおすすめします。
お子さまの気分を変えることができ、あともうちょっと頑張ってほしいときに重宝します。
飴やチョコレートのような口に残るものや、口周りがベタベタになるお菓子よりも、さっとなくなるもののほうがベストです。
あまり序盤で見せてしまわないように、疲れた時の手として有効に使いましょう。
・動画やおもちゃ
記念写真の撮影当日、一番心配なのは待ち時間でお子さまが退屈してしまうことです。
時間つぶしに、スマホでお子さまが好きな動画を準備しておくと便利です。
スマホなら、かさばるおもちゃと違って荷物が増えません。
・履き慣れた靴やサンダル
草履は歩きにくく、すぐ脱げてしまうので長時間歩くのはとても大変で、お子さまがいやいやになる原因でもあります。
足元はスニーカでも、お子さまのご機嫌が良く、いい笑顔をしてくれた方がいいでしょう。
写真を撮るときやご祈祷などの大事なタイミングで草履に履き替えるのがベストです。
七五三撮影でおすすめの写真館は?
兵庫県西宮市の老舗フォトスタジオ、いぬづか写真室はいかがでしょうか。
七五三のお子さまの晴れ姿を可愛く、そして上品に記念写真に残しませんか。
いぬづか写真室では、七五三の撮影を年間3000組行っております。
阪神西宮駅から徒歩5分、西宮神社から徒歩3分の場所に位置していますので、お支度をして撮影後に、おまいりへ行かれる際にもスムーズです。
子どもから大人まで衣装レンタル、着付け、ヘアセット、メイク、撮影すべてを行うことができます。
お客様のご要望に合わせて、記念撮影とお参りが1日でできるプランや別日で行うことも選んでいただけます。
カメラマンが同行して、神社でのおまいりの様子を撮影するロケーション撮影も人気です。
西宮市で一番有名な いぬづか写真室で本格的なプロの技術を体験してみましょう。
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